プライベートでは、今春、高校を卒業する山時くん。ドラマ『マルス‒ゼロの革命‒』では、主人公とともに大人社会へ反旗をひるがえす動画集団“マルス”のメンバーである高校生・呉井賢成を熱演中です！

PROFILE

山時聡真

さんとき・そうま　2005年6月6日、東京都生まれ。これまでの出演作に、NHK連続テレビ小説『エール』、ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』、映画『約束のネバーランド』『ラーゲリより愛を込めて』など。2023年公開、宮﨑駿監督の長編アニメ映画『君たちはどう生きるか』で主人公の声を演じたことも大きな話題に。

“頭脳派”賢成は情熱的でコミカルな一面も!?

賢成はマルスのなかで“頭脳派”のキャラクターなのですが、クールというよりは情熱を内に秘めているように感じます。ゼロに対して憧れや対抗心を持っている部分もあって、それを態度で表したり、強い言葉を使ったりするところはコミカルに見えることもあるかなと。

最初に台本をいただいたとき、もしかしたら賢成は恋愛が苦手なのでは？と予想したんですけど、4話で失恋して「やっぱり！」って。傷ついた心を癒やそうと、泣きながらカラオケで歌うシーンがあったんですけど、普段はマウントをとっている球児（泉澤祐希）と久高（井上祐貴）になぐさめられるっていう…（笑）。もし僕が失恋したら、同じように友だちにとことん話を聞いてもらうと思います。それこそ泣きながらカラオケで熱唱しちゃう。曲は優里さんの『ドライフラワー』かな（笑）

自分の思いを発することができる仲間がいるって大切

マルスの団結力が強くなっていくのも作品の魅力のひとつだと感じています。僕自身も、バスケ部での活動で、団結力を実感したことがあって。特に中学のときなのですが、その年齢だからこそ我慢できない部分があって、友だちとたくさんケンカしましたし、先生にも怒られました（笑）。でも感情を出しあったからこそ仲が良くなりましたし、自分の思いを発せられる仲間がいるって大切だと思います。マルスのメンバーは、最初からけっこう自分の気持ちを言いあっていましたけど…。コミュ力おばけの人が集まったのかも（笑）。