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2024.04.07
コモンカスベ 体表の斑紋が伝統着物柄の小紋に見えることから名がつきました! 本種含むガンギエイの仲間は浮力調整のために体内に尿素を多く溜め込むため、死後、時間が経つとに尿素がアンモニアに変換されることで強い悪臭を放ちます。 そのため「煮ても焼いても臭いが取れないカスにしかならない魚」と不名誉な意味合いでカスべと呼ばれることとなりました。 しかし尿素がアンモニアへ変換される前に処理してしまえばとても美味しいため、東北ではガンギエイの仲間の干物を甘辛く煮た「からげ煮」という郷土料理として昔から親しまれています。