撮影／KAZUYUKI EBISAWA（makiura office）

2014年の結成当初からJUNONで追いかけ続けてきたM!LK。

そんなM!LKが、結成9年で、初のアリーナ公演にたどり着いた。

10月22日に横浜アリーナで行われる初のアリーナワンマンライブ『M!LK 1st ARENA "HAPPY!HAPPY!HAPPY!"』を前に、各メンバーへのソロインタビューを実施。

JUNON TVで短期連載企画『Road To ARENA』と題して、スペシャルコンテンツをお届けします。

3回目は、M!LKのライブ衣装担当のオシャレ番長・山中柔太朗さんのインタビューをどうぞ！

山中柔太朗さんスペシャルインタビュー

－初のアリーナ公演が決まったときの正直な気持ちは？

もちろんうれしかったですけど、どちらかというと「やっとか」という感じでした。アリーナ公演自体は、『M!LK LIVE 2022 NEXT WINNER』（2022年2月）あたりから意識し始めていたので、自分自身は意外と落ち着いていましたね。ただ、アリーナ公演を発表したときは、み！るきーずがすごく喜んでくれたし、周りの方からも「アリーナすごいね」と言っていただけたりして、それはありがたいなと思いました。

－新体制になってすぐにコロナ禍になり、下を向いてしまった時期もあったかと思います。どのようにモチベーションを上げていきましたか？

不安は感じていましたが、話し合いが解決してくれました。コロナ禍ではメンバーやスタッフさんとオンラインミーティングを頻繁にしたり、話し合いの機会がどんどん増えていったので。小さいことでも明確な目標を立てて、それを確実にひとつずつクリアしていくことで、自信をどんどんつけていきました。

衣装は2021年の『M!LK SPRING TOUR 2021 "energy"』から担当させていただいています。衣装を実際に縫う技術はないので、絵を描いて、衣装さんに持っていって相談して、形にしていただいて、細かいところを調整して…仕上げていただきます。やっぱり服が好きですし、憧れのG-DRAGONさんも自分で衣装を担当していたりするので、もともとやってみたいっていうのは口に出していて。マネージャーさんに「やってみる？」と言っていただいて、チャレンジすることになりました。

－自分のなかで「このライブで何かをつかんだ」というライブはありますか？

2021年の『M!LK SPRING TOUR 2021 “energy”』とか『M!LK BEST L!VE TOUR 〜Thank you for your smile〜』あたりだと思います。何都市かまわるツアーのときは、喉が不安定だったり、体力面の心配もあったので、全公演で120%のパフォーマンスをするっていうのがなかなか難しかったんです。でも、その面が安定したというか乗り越えられたのがこのあたりかなと感じてます。きっかけは…タブレットを買ったことです（笑）。いやこれは本当なんですけど、タブレットを買ったことにより、データの整理がきちんとできるようになって。歌詞表を全部入れたり、ダンスの映像データをまとめたりすることによって自分の頭の中で整理しやすくなって、効率もよくなったんです。今ではなくてはならないアイテムです。

あと、この前の『M!LK CONCERT TOUR 2023「CHECKMATE」』では声出しも解禁されて、すごく楽しかったです。3年くらい、み！るきーずの生の声を聞けていなかったので…。みんなのリアクションがわからなかったりして、僕らけっこう本番中に自信がなくなったりすることもあったんですよ。そういうのでメンタルもちょっと強化されたかもしれないです。みんなにエネルギーをたくさんもらいました。