人生が変わった、最高の年になりました

　前回取材していただいたときは、初舞台の本番前でしたし、取材していただくのも初めてだったんです。ガチガチに緊張していたんですが、今日は、少しは成長できていますか？（笑）

　僕のなかで本当に2023年はターニングポイントでした。芸能界に入ったときは歌手になりたいという思いしかなかったのですが、舞台に出合えたおかげで、歌と同じくらいお芝居も大好きになったんです。

　最初、舞台のオーディションのお話をいただいたときは、僕にお芝居ができるんだろうか…と、かなり悩みましたが、思いきって飛び込んでみてよかったです。うさぎ年生まれの年男だったんですが、人生が変わった、最高の年になりました。

楽しみ半分、プレッシャー半分な気持ちで

　2023年の締めくくりに、『ジョーのたかだか一部の物語』という朗読劇に挑戦させていただきます。お芝居のときは、体の動きがあってこそ、感情を乗せることができるので、台本を持った状態で、声や表情にどう気持ちを乗せられるのかが課題です。しかも、ポン役をする公演と、ラル役をする公演があって。話を聞くと、立ち位置は一緒のキャラのようなんですけど考え方が真逆らしいんです。二役やることで、成長にはつながるかなと思うので、楽しみ半分、プレッシャー半分という感じです。