未公開カット　©︎大靍円／講談社

ミュージカル『刀剣乱舞』（加州清光役）、舞台『呪術廻戦』（虎杖悠仁役）といった国民的人気作に出演し、映画やドラマでも確かな存在感を見せる佐藤流司さんが、自身4冊目となる写真集『Reason』を発売！

今年1月に誕生日を迎えた佐藤さんの、30歳のメモリアル作品となる本作。地元・仙台での撮影の思い出や見どころ、さらには20代の10年間を振り返って…など、話をたっぷり聞いてきました♡　JUNON TV限定の未公開カットも掲載！

人生を追体験できる1冊に　体型の調節には“失敗”！？

―本作のタイトル『Reason』は佐藤さんご自身の考案ということですが、どのような意味が込められていますか？

30歳を迎えるにあたって、自分が今まで生きてきた理由や意味を写真集を通してお見せできたら…と思って決めました。ファースト写真集から『Ready』『Reach』『Reception』と、すべて“R”で始まるタイトルを付けていて、これは名前（Ryuji）の“R”から取っていますが、一貫性があったほうが作品としてのおもしろみが増すかなと思ってこうしています。

―4th写真集、どのような作品ですか？

地元の仙台で撮影したということもあり、自分の今までを振り返っているような1冊になりました。学生時代やバンド活動をしていたころを振り返るような写真もあり、自分の人生を追体験できるなと思っています。仙台のほかに東京でも撮影して、成人式で着られなかった袴を着たり、稽古風景のような写真も撮りました。あと写真集の裏表紙になっていますが、この本で着た衣装を並べて一緒に撮った写真もありますね。

―2015年、2016年、2018年と出された過去の写真集と比べて、自分の写り方などで変化を感じられる点は？

周りの人には「丸くなった」って言われるので、多分昔と比べて表情がやわらかくなっているんじゃないかなって気はしています。昔のほうが尖っていたと思いますね。今回は、撮っていただいたカメラマンさんがナチュラルな表情や姿を引き出すのがすごく上手な方で、めずらしく自然体な感じだと思います。

―地元・仙台では、どのような場所で撮影をしましたか？

駅前の商業施設内のゲームセンターとか、あとは自分の意思で人生で初めて行ったライブハウスとか。16歳まで仙台にいたので、当時の思い出の地を巡りました。バンドをやっていたころにつなぎっぽい衣装を着ていたので、今回もつなぎ風の衣装を用意してもらったり、あとは自分くらいの年齢の男性が普段着るような、“リアルなおしゃれファッション”をコンセプトに撮った写真もあります。

―なかでもお気に入りの写真は？

居酒屋で撮ったこの写真です。その場で急遽入らせてもらったお店で撮影しました。横丁的な、飲み屋とかが並ぶような場所にあるお店だったので、当時はこういうところには行ったことがなくて。この写真が、なんか大人っぽくていいかなと。